(^_-)-☆不幸をまき散らした

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 太平洋戦争の日本の最前線は伸びに伸びて、細い荒縄で囲っているだけ、荒縄も、千切れていた。その荒縄部分の兵士は、何の補給もない状態で、次々と玉砕していった。最近のゲゲゲでこのことがテーマになっている。
 ここ、インドネシアでも多くの日本兵が玉砕したはずである。パンガンダランの半島の首根っこのところにグアジャパンというほら穴があって、現地の人の噂では、今でも、時々夜中に日本兵がその前で、行進をしているし、何のことかわからないが、日本語のようなもので、話をしているという。冗談に、太田さん、夜中にチャガールアラムに入って、彼らが何と言っているか、通訳してほしいと言われたここもある。インドネシア各地に日本軍がたて籠ったと言われるグアジャパンが残っている。大体、鍾乳洞のほら穴である。
オーストラリアに近い、パプアニューギニアではおそらく殆どの日本軍が玉砕したと思う。子供のころ、ガダルカナルの海戦などの戦記物をよく読んだ記憶がある。勇まし、話だが、結局この辺りで主要航空母艦を殆ど沈められ、ゼロ戦の優秀な操縦士も殆ど、失ってしまった。これを境に、制海権制空権共に失い、補給船、それを護衛する駆逐艦、巡洋艦もことごとく失い、陸軍兵士は、戦陣訓に従い突撃をするしかなかった。訪ねたことがあるパプアのマヌクアリ、ジャヤプラ辺りにはマッカーサーの足跡ばかり残っているが、マッカーサーの逆襲の後には、日本兵の屍が残った。

 何百倍の、見方によっては何千倍もの国力を持ったアメリカに戦争を仕掛けてしまった日本の指導者は聞違いというしかない。本当に、本当に馬鹿なことをしたものだと思う。それも、日露戦争の時のイギリスのような、間接的に応援してくれる国はなく、ドイツとイタリアという独裁者が無茶をやっていた国で何も期待できない国との同盟だけだった。
 また、日露戦争の時のように、ここまでやったら終わりという賢さを持っていなかった。点だけをどんどん前進させてしまった。後はタダタダ敗走をするしかなかった。国民は何も知らされず、最期は沖縄を失い、本土決戦などとバカバカしい事を言っていた。

 前線の伸びきりは必ずいつかは縮小が始まる。企業も同じこと、戦線拡大に従って、当然、補給部隊、兵站部隊を充実させて、常に、不足を補うシステムと人材を準備しておかなければならない。場合によっては遊撃部隊が随所に臨機応変に送り込まれなければならない。広げるだけ広げて、後ろを振り向けば誰も付いてこないと言うのでは、また、戻りしかなくなってしまう。
 また個々の前線での支配者はその部隊やその環境の人々に不幸をもたらしているにも関わらず、自分の感情だけで行動をし、押しつけた。最期は自分を含めて全滅する。

 高速道路の様子、雨で前が見えない。トラックの追突事故。
前線  補給  拡大

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