(^_-)-☆LEDチューブランプ

 2497 大変難しい。何が難しいか、原料の調合が大変難しい。色は白が基調だが、黄色み、青み、の要求が各社違う。LEDランプの見え具合が違う。ルックス(明るさ)が違う。そして、客先は、今まで輸入しているものと同じものを要求する。そして、原料を指定してくる場合が多。その指定された原料を使っても、同じものは100%出来ない。ということは、どういうことかというと、今までの製造会社は、指定原料を使わないで、他の原料を使って作っていたか、使っていたとしても、色々と、混ぜていたということです。それぞれは、注文者を満足させるために、よく言えば、色々、工夫をしていたのです。企業秘密というか、ノウハウの世界でしょう。そういう、技術がないと、対応できないのです。

そして、今、私がやっていることは、そういうことです。客先の要求を満たすために、色々やっているのです。色々とやらなければ、製品ができないのです。射出グレードを指定してくる会社もある。滅茶苦茶だ、今までの会社はようやったなと思う。
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先ほども、サンプルを提出してきた。シンガポールに輸出するのだそうだ。その客先が、どんな、明るさを求めているのかはっきりしないので、何種類かの顔料配合のサンプルを提出して、どの、配合がいいのか、選んでもらうのだそうだ。要するにランプメーカーも自社販売品の清算でなく、注文生産なら、いちいち、客先の要望に合わせるのです。

一社に大量に出すなら、面倒も少ないでしょうが、今のところ、各社、せいぜい、月、200kgくらいなので、原料購入も面倒。多品種少量の原料在庫の管理もしなければならない、全て、輸入だ。
http://www.k4.dion.ne.jp/~enplaind/newpage011.html
http://island.geocities.jp/enpla_indonesia/newpage0201.html

アメリカからのサンプルは、66ナイロン(ザイテル)だったが、上手く出来ずに6ナイロンでOKを貰って、エッジングやグロメットを完成させた、その前のテーマでした。
昔々ある時、今から45年ほど昔、エスカレーターが製造されはじまた頃の話、両脇の手摺、今と全く変わっていない形状、だから、その中も、変わっていないと思う。その中に、6ナイロンの二硫化モリブデン10%くらい入りの原料の馬蹄形の開いた方がほとんど閉じた状態の(脚の長さ10mmくらい、幅が7mmくらい)プロファイルが入っているはずです。東レCM1021が主原料でした。

当時の6Nは押出用がなく、溶融粘度が低すぎて、上手く引っ張る事が出来なかった。東レに頼んでも高粘度の原料を作ってくれない。ザイテルも試したがやはり粘度が低い。そこで、どうしたかというと、熱硬化性樹脂の液体のエポキシ樹脂を混ぜた。混ぜる量を変えてトライし、丁度いい溶融粘度の状態を作り出し、見事に製品化した。40数年過ぎたいまでも同じ会社で製造をしている。そこしか、今でも、信頼して製造を任せられる会社がないからである。多分、今でも、一時間に100mくらいの速度でしか出来ないと思う。

その数年後、ある後発ナイロン原料メーカーが、独立開業したばかりの太田化工に売り込みに来た。押出用の原料を作っていたが、既存のナイロンメーカーに勝つには、もっと、高粘度の原料を作ることを勧めた。私も当時、6Nを月数トン使っていたので、もっと、作りやすい原料を望んでいた。そこで、私の希望と後発会社の意欲が一致して、高粘度の原料を作ってくれた。その原料とは、一般正攻法の重合度を上げるために時間や圧力を掛けるのではなく、私が与えたヒント通りに、エポキシを適当量混ぜて、何種類かの何度の違いのあるグレードを作って販売した。この会社の販売数量が飛躍的に伸びた。私も、その後、毎月10トンほど、この高粘度6Nを消化した。
今でも、この原料は、メーカーが変わったが、同じ品番で売られている。
混ぜ物 工夫 ノウハウ

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