(^_-)-☆いきなり、現実!

 3874 自動カッターのパワーアップ、HDPEの製品の厚さが1mm厚の時には、問題なく切断できた自動ナイフカッター、厚さを1.5mmにしたら、刃が製品に入ったところで止まってしまい、切断できない。切れるように改造しなければならない。パワーアップか回転スピードを上げるか、両方か。

  インドネシアでの仕事(プラスチックの押出成形)は24年目に入った。1996年に私の元で一緒に仕事をした若者は10人いた。9人が,三交代要員だった。18~22歳、インドネシア大学、化学科卒業のヒダヤット君がただ一人、日勤で私の直属の部下、押出部門のリーダーになってもらいたかった。其の会社は射出成型が主な仕事で、押出は主ではなかった。事実、工場の専有面積は5分の1、従業員数も5分の1、日本人は、その会社からの出向者は本社から派遣されていて,現地社長や副社長、工場責任者、経理、購買などで5人いた。それらの人で、工場のすべて(押出も含む)をコントロールしていた。私の立場はアドバイザーだから、会社の組織図の中の工場長の下の押出部門から横線が出ている先に私の名前があった。

 社長から頼まれて、新天地インドネシアで手伝うことにしたのだが、社長以外の人達にとっては、招かれざる存在だということを、一か月も過ぎないうちに、感じさせられた。本社にも、国内の工場や営業所にも、取引先から引き抜いたベテランの人が入ってきていて、それらの人達と従来からの社員との確執が、大いにあることも、この会社の内部に入って、感じた。私は、その外部からの人達と同一とみられたようだ。

 そして、ナンバー2の常務が出張できたときに、呼ばれ、話されたことは、「太田さん、貴方みたいな人は大勢いる、任期中、何もしないで過ごしてください、じっとしていてください」と言われた。そして、事務室の中の日本人の席は入り口から正面の外に光が入る窓を背に、事務所全体を見わたせるように、並んでいたが、私だけ、現場側の暗い窓際、コピー機の脇に移された。強烈な逆風だ。

 射出は、本社からの注文を受けて、安く作って、本社の送ればそれだけの仕事で、生産量や品質を調整するだけの仕事で、仕事量と利益は本社の匙加減次第だから、こちらの日本人は本社の言うことだけを聞いていればよい。
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 直ぐには気が付かなかったが、私がいない間の工場の裏側のコンクリート塀が、崩れてしまったとか、裏の通路の幅が半分ほどになってしまっていた。何時、直すのだろう。で、金型の焼き場が工場の前に移されていた。

 ずっと、会社の経営をしていた私に取って、いきなり、サラリーマンの生々しい現実を目の当たりして、驚きと、戸惑いと、納得の世界でした。

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